クリニックBLOG
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皆さん、こんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
先月、所属している日本歯科保存学会へ参加して来ました。
シンポジウムのタイトルは『高齢者への歯科保存治療』でした。
三人の先生がお話していました。
有病者への歯周病治療、虫歯への対策、根の治療法についてでした。
私が再確認したことは、将来のこと(例えば、5年10年後)を
考えて治療するということでした。
具体的には、根の治療であれば、根の中を掃除する(根の中を削って細菌を除去するのと、消毒剤で掃除する)ときに
細菌がいなくなるまで最小限で行う。掃除しすぎると根の厚みが薄くなるため、根が脆くなりヒビが入ったり、割れたりして
最悪歯を抜くことになってしまうからです。
(但し、細菌がたくさんいる歯は、細菌がほとんどいなくなるまで掃除する必要があります。)
毎日、将来を見据えて最小限での治療を行っていますが、
講演を聞いて改めて将来を見据えた治療を行う大切さを再認識しました。
これからも保存治療に専念していきます。