初診の患者様へ
For the first time patients
保存治療を第一に考えます
「保存治療」の具体例
虫歯が非常に大きく、神経まで到達している可能性があり、神経を取って根の治療が必要かもしれない歯の場合
私どもの保存治療では、虫歯部分をギリギリまで削って、いったんセメントで埋めます。 そのまま2~3ヶ月待つと、神経を囲むようにして「第二象牙質」という歯がつくられます。これによって、神経を取らなくて済む可能性が出てくるのです。神経を取ってしまうと、栄養が届かなくなり、歯の根がもろくなってしまいます。 逆に言うと、歯をより長持ちさせるには、神経を取らない「保存治療」が効果的だということです。デメリットは、治療期間がセメントで埋めてから『第二象牙質歯』が作られるまで2~3ヶ月待つ必要があるのと、高年齢になるほどこの保存治療は成功率が低くなる点です。
治療方針
病気の原因を4タイプに分類します
治療方針は、患者さんの生活習慣や口腔内の状況によって異なります。 まずは患者さんへ問診(生活習慣、現病歴や既往歴など)を行い、レントゲン、口腔内写真、歯周病検査、噛み合わせ、患者さんによっては上下の歯型をとり、 口腔内の状況をチェックします。 それらを判断材料に、病気の原因をそれぞれ「虫歯になりやすいAタイプ」「歯周病になりやすいBタイプ」「噛む力が強いCタイプ」「A~C の混合タイプのDタイプ」の患者さんの全4タイプに分類します。タイプを見極めたらタイプ別に治療を行っていきます。
虫歯になりやすい患者さん
歯周病になりやすい患者さん
噛む力が強い患者さん
A~C の混合タイプの患者さん
真の保存治療とは?
真の保存治療は「原因を追及し、同じ病気を繰り返さないこと」-「1本でも歯を多く残す」には、歯を病気にさせない事が重要です。しかし歯は同じ病気を繰り返すことが多いです。従って当院では下記を特に意識して治療に取り組んでいます。
- 一度病気になったら、なぜこのような状態・病気になったのか原因を追及する
- 同じ病気にならないよう、患者さんにしっかりご理解いただく
この2点が真の保存治療であり歯科医療の本質であると当院は考えています。また、治療後のお口を最善の状態を維持していくために、定期的なメンテナンスは非常に重要です。同じ病気を繰り返さないために、少しでも多くの自分の歯でおいしい食事がとれるように手助けできればと思っております。
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院長紹介
Satoshi Uekusa Ph.D.
2004年
日本大学歯学部卒業
2008年
日本大学大学院 歯学研究科 博士課程終了
2008年
日本大学歯学部保存学教室修復学講座 入局
2009年
東京都新島村国保診療所 歯科医長として出向
2010年
岡口歯科クリニック
2012年
医療法人社団SED 汐入駅前歯科
2015年
うえくさ歯科 開業
2020年
医療法人社団 心瑛会 うえくさ歯科
- 日本歯科保存学会 専門医
- 日本歯内療法学会
- 日本成人矯正歯科学会
- 日本歯周病学会
- 日本顎咬合学会
- 包括医療研究会