クリニックBLOG
What's New
皆さん いかがお過ごしでしょうか?
今年の冬は暖かいですね。
11月12日、専門医として登録している ”日本歯科保存学会”
に参加してきました。
大学での最新の研究や治療方法などが発表され、会場は賑わっていました。
また、60周年記念講演として、「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフである 三國さん
が講演されていました。
内容としましては、食育は噛むことから始まるとして、歯の重要性をお話していました。
抄録の一文を引用しますと ”歯で「嚙む」ことが「食べる」ことの出発点.私は料理人として,
「なぜ歯があるのか?」を考えます。自然のもの は固く薄味が多い。
それを嚙み砕くために丈夫な歯があり,嚙み砕いたときに食材から出るエキスを,舌や口の中の味覚のセンサー
がキャッチして,「甘い,酸っぱい,しょっぱい,苦い,うま味」の 5 味を感じます。
つまり料理のおいしさも「嚙む」ことから始まるのです。”
このことからも、歯が健康でないと良く噛むことができないので、
料理のおいしさが感じにくくなり、料理を味わう楽しみも半減してしまいます。
私も先日、歯ぎしりにより歯が痛くなり、食事がいつものように食べれなく
不便な思いをしました。
歯を大切にすることで、良く噛めておいしい料理をいただけることは
人生の中でとっても重要なことだと改めて思いました。
インプラント治療という人工歯根があり、この治療法は優れていますが、
自分の歯に勝る代わりはありません。
歯は失ってから後悔しても遅いです。
重症(歯が痛い、歯がグラグラになる)になる前
に歯科医院に定期的に通い、予防していくことを強くオススメします!!