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歯ぎしりやくいしばりを緩和させたいという方もいるでしょう。中には自覚症状がなく、周囲から指摘されてから気になり始めるというケースも少なくありません。ここでは、気になる歯ぎしりやくいしばりの原因にもなるTCHの解説と、緩和が期待できるTCH緩和ケアプログラムについての紹介をします。
TCHと正常な状態の違い
TCHはTooth Contacting Habitの略で、歯に弱い力が継続的に加わり顎口腔機能系に負担をかけている状態です。TCHは無意識のうちに常態化しているため、顎口腔内や体の不調がTCHからくるものと気が付かないことも多々あります。また、上下の歯を接触させていることは無意識なので、自分がTCHであることに気が付かない場合も多いです。
まずは正常な状態とTCHの違いを確認しましょう。
正常な状態 | TCH |
・上下の歯が2~3mm離れている ・1日の歯の接触は14分以内 | ・上下の歯が合わさっている ・繰り返し歯が接触する |
TCHの原因
TCHは、以下のような状態が続くことで原因で発生しやすくなると言われています。
・緊張
・精密作業
・集中作業
・スマホの使用
・デスクワーク
上下の歯が合わさった状態が続くと、脳が慣れてきて歯の接触が常態化します。そしてそれが癖となり日中の弱い噛み締めやくいしばり癖となって現れるのです。
上下の歯が長時間持続的に接触すると、歯・筋肉・顎に必要以上の負担がかかります。
すると歯の破折や虫歯ではないのに歯がしみる・噛むと痛いなどの症状が発生するほか、口が開けにくいなどの顎の違和感や頭痛・肩こりを引き起こすこともあります。
TCHについては「TCHとは?影響や緩和ケアについて詳しく解説」の記事でも紹介しているので、あわせてご覧ください。
TCH緩和ケアプログラムとは
当院ではTCH緩和ケアプログラムを行っており、施術後は以下のような効果が期待できます。
・歯ぎしりや食いしばりの緩和
・口が開きやすくなる
・顎関節症による痛みの緩和
・小顔
・入れ歯の違和感緩和
・頭痛・肩こり緩和など
整体のように力をかけて揉みほぐす方法ではなく、顔と口の中に非常に弱い力で手を触れて行います。そのため、痛みに不安の方でもリラックスした状態で受けられるのが特徴です。
TCH緩和ケアプログラムは当院の歯科衛生士が施術を行います。
TCH緩和ケアプログラムの症例と効果
ここからは、実際TCH緩和ケアプログラムを体験した方々のケースを紹介します。
口が大きく開かなかった女性のケース
くいしばりの自覚はあったものの口が開かないことは無自覚でした。
【施術前】
口が大きく開けられず、2本指までだった。
【施術後】
3本指まで開くようになった。
部分入れ歯を入れる時の装着感の良さを実感。
【表情の変化】
頬やエラのハリが緩和されすっきりとした印象に。
デスクワークが多い男性のケース
TCHは指摘されて自覚したそうです。
【施術前】
指3本分まで開けられる状態。
【施術後】
指4本分まで開くようになった。下顎のつっかえる感じがなくなりスムーズに開けられるようになった。
【表情の変化】
顔全体がすっきりした。
頬の緊張がほぐれ、ゴツゴツした感じがなくなった。
TCHの自覚があり、不定期に歯が痛くなる女性のケース
普段からTCHをしているため、口周りのハリがとても強い状態でした。
【施術前】
2本指ぎりぎりしか入らなかった。
【施術後】
3本指が入るようになった。
【表情の変化】
目がぱっちりとし、顔がすっきりした。
頬の緊張が穫れて口角や頬が引きあがったような印象。
予約・料金について
当院のTCH緩和ケアプログラムの料金を紹介します。
1回60分:8,800円
3回分一括のお支払いでお得になるセット割もご用意しています。
26,400円→23,760円(2,640円もお得です。)
月1回、3ケ月継続することで効果が持続しやすいです。
その後は、症状の程度に応じて間隔を決めます。
現金のほか、クレジットカードやPayPayでの支払いも可能です。
THCが気になる方は当院へ
今回はTCH緩和ケアプログラムを体験した方の効果をいくつかご紹介しました。
個人差はありますが、施術による大きな変化で驚かれる方もいます。
TCH緩和には施術だけでなく、マウスピースや毎日の顎運動の併用が効果的です。
TCHは自覚していないケースも多く、周囲に指摘されて初めてTCHだということに気が付くこともあります。
・歯ぎしりやくいしばりをする
・口が開きにくい
・顎が疲れる
・頭痛・肩こり
などの症状が気になる場合はTCHかもしれません。
「TCH緩和ケアプログラムが気になる」「TCHかもしれない」という方はぜひ当院にお問い合わせください。