虫歯に比べ、歯並びについては意外と軽視されているのが現状ではないでしょうか。特に歯並びの悪さを個性のように考えている人も。しかし放っておいた場合のリスクや正しい歯並びの重要性を理解すると、歯並び矯正の必要性が見えてきます。

◆歯並びの重要性

歯並びに対して、特に日本人の場合は歯並びの悪さをチャームポイントや個性というイメージでとらえている人もいます。確かに子どもの頃に歯並びが悪くても、すぐにトラブルにつながらないため、矯正することの重要性がなかなか理解されないことも。

しかし！

歯並びが悪いまま放っておくと、長い期間を掛けていろいろなトラブルにつながってしまうのです。現在、特に不都合と感じていなくても後々困った状態に陥ることも！　そのため歯並び矯正は気づいたときにすぐスタートすることが大切なのです。

◆歯並びが悪いことで起こるさまざまなトラブル

歯並びが悪いまま矯正をしなかったことで、取返しのつかないトラブルにつながることも！　歯並び矯正をせずに放っておいた場合、さまざまなリスクがあるのです。

胃腸病の発症

歯並びに問題があると噛み合わせが悪く、無意識にあまり噛まずに飲み込んでしまう癖がつきます。特に硬いものや消化の悪いものを食べると胃腸に負担が掛かってしまうことも。また日常的にあまり食べ物をよく噛まない習慣がついてしまうと胃腸の弱い体質をつくってしまうこともあるのです。

ダイエットにも影響が

私たちは、よく噛むことで満腹中枢を刺激し食べすぎを防ぎます。そのためダイエットにはよく噛むことがとても重要だと言われているのです。しかし歯並びが悪いと、よく噛まずに飲み込む習慣がついてしまうため、ダイエットの面から考えても良くありません。

チャームポイントから恥ずかしさに

小さいときには歯並びが悪いことも、チャームポイントに見えることがあります。しかしだんだん大人になるにつれて悪目立ちするようになり、外見的な恥ずかしさに変化することも多々あります。大人になって悩んでから矯正するより、子どものうちから矯正しておいた方が良かったと後悔はしたくありませんね。

顔の成長に影響を及ぼす

正しい歯並びであれば左右平均にものを噛むことができるため、顔の筋肉、頬の骨、顎の骨などの正しく成長することができます。しかし歯並びが悪いと、さまざまな筋肉や骨の成長にも悪影響が出てしまうのです。

その結果、顔のゆがみや顎の未成長などのトラブルにつながってしまいます。一度成長してしまった部分の改善は難しいことがほとんどなので、子どものうちからの歯並び矯正がとても重要なのです。

発音が正しく発せない

歯並びが悪いことで、言葉の発音にも影響がでます。本人は思った音を発音しているつもりでいても、回りの人からは聞きにくかったり聞き取れにくかったりということも。これも小さいときからの歯並び矯正をしっかり行っていればほとんど予防できることなのです。

虫歯や歯周病の原因に

歯並びが悪いと、どうしても歯磨きが行き届きにくく虫歯や歯周病の原因になるため、歯並びの良い人以上にきめ細かく歯磨きを行う必要があります。

◆歯並び矯正は子どものうちにスタートしよう！

歯並び矯正は子どものうちからスタートすることがベストです。もちろん大人になって歯並び矯正の重要性に気づいてからスタートしても、今後のトラブル予防や外見的に改善するためには大切なことです。

しかし、子どものうちから歯並び矯正をすると結果が出やすく、筋肉や骨の成長を妨げることもないので歪みなどのトラブルを予防できます。そのため子どものうちから歯並び矯正をスタートすることはメリットがたくさんあるのです。

◆歯並び矯正は時間がかかる

歯並び矯正は目立ったところだけを改善するというものではありません。全体に歯を少しずつずらしながら、しっかりと矯正していくものです。適切な力で少しずつ時間を掛けて矯正するため、その状態や方法によっても違いますが年単位の矯正が必要になることも。

しかし長い時間を掛けて矯正することこそ、本来の正しい歯並び、そして噛み合わせを取り戻すことができます。そのため子どものうちからお父さん、お母さんがしっかり歯並び矯正を考えてあげることが大切ではないでしょうか。

歯を傷めず、無理せず、歯並びをしっかりと矯正することで、さまざまなトラブルを予防することができるのです。ちなみに現在歯並び矯正の期間を短縮できる方法などもあるので、まずは歯科医に相談してみましょう。

すべての費用は事前にお見積をさせていただき、明確なお見積もりをさせて頂きます。まずはカウンセリングへお越しください。

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