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ホワイトニングは歯に自然な白さを戻す治療
ホワイトニングとは、歯の黄ばみを分解して自然な白さにする治療です。
歯を削ったり被せ物などで白くする方法と違い、薬剤で歯を漂白して白くします。
似たような処置としてクリーニングがあります。クリーニングは歯の表面の汚れを
落とすことが目的です。
歯のクリーニングだけでは蓄積された歯の黄ばみやエナメル質に沈着した色素までを落とすことはできません。
欧米人とは異なる日本人の歯の性質
黄色人種である日本人の歯の特性として、欧米人よりもエナメル質が薄いことが挙げられます。
エナメル質は白色かつ半透明であり、このエナメル質が厚いほど歯は白く見えます。
日本人のようなエナメル質が薄い歯は、エナメル質の内側にある黄色い象牙質が目立つようになり、歯が黄色くなってしまいます。
ホワイトニングに積極的でない理由は日本人の歯への美意識
欧米人と日本人では歯に対する美意識に違いがあると言われています。欧米では歯の見た目や歯並びを社会的なステータスや自己管理能力の象徴とされています。
歯がキレイであることは当たり前であって、汚いことは恥と思っている節さえあります。
欧米人のメンテナンスされていない口内への印象は日本人が想像する以上に悪印象です。
近年は日本でも歯に対する意識が向上してきましたが、それでも日本人の歯への意識が低いと言わざるを得ません。それは歯科への定期受診率を比較すれば明らかです。
予防歯科が進んでいるスウェーデンでは定期受診率80%以上、アメリカでは70%以上であるのに対し日本での定期受診率は約5%でしかありません。
ホワイトニングのメリット
歯を明るく白くすることができます。清潔感が出ることで印象やイメージが大きく変わります。笑ったときに白くきれいな歯が見えると清潔感があります。
美しい口元を取り戻すことで自分自身に自信が持てるようになり、QOL(=生活の質)を向上することができます。
またホワイトニングにより歯を痛めることはありません。
見た目や印象だけでなく、QOLの向上や虫歯予防にもつながるのです。
ホワイトニングは”ホームホワイトニング”と”オフィスホワイトニング”の2種類
ホワイトニングは大別すると「ホームホワイトニング」と「オフィスホワイトニング」の2種類になります。
ホームホワイトニングは歯科医院でつくったオーダーメイドのマウスピースを自宅で装着することで歯を白くする方法です。
オフィスホワイトニングは歯科医院で処置を行う専門的なホワイトニングです。
そしてホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する方法をデュアルホワイトニングといいます。両者のメリットを享受できるので効果的に歯を白くすることができ、更に長期間安定した白さを保つことができます。
ホワイトニングの効果の持続期間
その人の生活環境にもよりますが、通常は半年から1年程度とされています。効果を持続させるために「タッチアップ」という方法があります。これは3ヵ月から6ヵ月おきに定期的に、ホワイトニングを繰り返し続ける方法です。
ホワイトニングの効果を長持ちさせるだけではない定期受診
付着したばかりの着色成分であれば歯科の定期受診で簡単に除去することができます。定期受診に通うことでホワイトニングの効果が長持ちするのです。
ホワイトニング目的であっても定期受診に通うことで虫歯や歯周病の予防につながり、お口全体の健康的な美しさを得ることができるのです。