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あなたは虫歯がひどくなり、歯が痛くなるまで、放置しておくと歯を抜くしかないと思っておりませんか?もしかすると中には痛みを我慢して、日常を過ごしている方もいるかもしれません。
当院では、皆様にできる限り天然の歯で人生を過ごして頂きたいと考えております。本記事では、全国抜歯原因調査より歯の喪失理由を紹介させて頂きます。
歯の喪失理由第1位は「歯周病」
図は2005年に歯科医院で実施された全国抜歯原因調査結果となります。
抜歯の原因は以下となります。
1位:「歯周病」42%
2位:「虫歯」32%
3位:「破折」11%
また抜歯原因を年齢別にみると、全年齢層には「むし歯」が多くなっており、中高年は「歯周病」「破折」、若い世代は「その他(多くは親知らず)」「矯正」が多くなっています。
歯周病について
重度の歯周病になるまで、放置をしていると歯の周りの骨(歯槽骨)が溶けてしまいます。
そして一度歯槽骨が溶けてしまうと元には戻りません。
虫歯について
初期の虫歯では歯の溝が茶色っぽくなり、痛みが出ないため、気が付きにくいことが多いです。
症状が進行すると、氷などの冷たいものをかむと激闘が走ったりします。
そして重度になると、歯の形が崩壊してしまいます。
歯の破折(破損)
外からの圧力により、歯の組織であるエナメル質、セメント質、象牙質が折れたり割れたりすることです。状態が悪くなると、歯髄炎を併発する可能性があります。
抜歯が必要になるかならないかについては、当院に来院されて状態を確認させて頂くのが良いかと思います。もしも歯周病や虫歯についても状態によっては、抜歯以外の方法で対応することも可能です。
できる限り削らない・痛くない新しい虫歯治療の「ドッグベストセメント治療」
ドッグベストセメントは、自然治癒力を生かした新しい虫歯療法です。通常の治療では、虫歯になった部分を削って、詰め物をします。
しかしドッグベストセメントでは、もう元に戻すのが、難しい部分のみを削るため、従来の治療よりも削る量が少なくて済みます。
- カウンセリング
- 洗浄
- むし歯になったエナメル質と象牙質を除去
- 薬を塗ります
- つめものをします
- 半年間置いて虫歯を殺菌と再石灰化(2回法)
- 残った虫歯菌の除去とつめもの(2回法)
むし歯菌に侵された歯髄は速やかに治療する「根管治療」
根管治療は通常の虫歯治療と違い、難度が高い治療法となります。
根管内にある感染物を除去し、クリーニング・消毒し、薬を詰める方法となります。
- 根管内にあるものを除去する
- 根管の壁をクリーニングする
- 数回にわたって根管を消毒する
- 根管に薬を詰める